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歯周病治療とは?
澤田歯科では歯周病治療も非常に重要な治療と考えております。
歯周病は、まず歯周病であることを患者さん自身がしっかり認識して、切実に「なんとか治りたい」と思うことが何より大切です。
我々の治療技術だけでは、完全な治癒は望めません。我々の技術と患者さんの努力の二人三脚で少しづつ改善していきます。医患共同作戦で歯周病を克服された患者さんは、澤田歯科には大勢いらっしゃいます。
そして生活習慣病である歯周病は、まさに生活習慣を変えていくことから始まります。具体的には特別なブラッシング方法を身につけていただくことから始めます。
歯周病治療はブラッシングに始まりブラッシングに終わります。
そして噛めるということも、実は歯周病の治癒には大切です。
特別な仮の固定や仮義歯により、ぐらついてついている歯をしっかりさせ、噛めるようにしていきます。
その他にも様々な約束事がありますが、それらについては患者さん各々にぴったりあった方法をご提示させていただきたいと思います。
歯周病治療の症例写真
どの症例も治療後は歯茎の腫れがなくなり、10年後はしっかりと歯肉が引き締まっています。
「歯周病が治った!!」
5年前、右上奥の歯茎が腫れて痛み出し、初めて澤田歯科に治療に行きました。
実はその1年前位、時々歯茎から血が出るので、M歯科に行き、麻酔をしながら、ほとんど全部の歯から歯石をとってもらっていました。
終わった時、医師が退職され新しい医師に代わったところ、「外科治療が必要です」と言われていたにもかかわらず、「どの歯ですか?」と逆に質問され、不信感からもう通院を止めてしまいました。
「このまま半年以上放っておかないように」と退職した医師から言われたこともあり、私は遠距離通勤をしていることもあり、なんとか通院できる歯科を探し続けていました。
奥歯がぐらぐらして、痛くて噛めないし、ついに思い切って歯科に行くことにしました。
それが澤田歯科でした。 「抜歯」を覚悟していましたが、先生から「様子を見ながら治療していこう」と言われ、歯ブラシ、歯磨きの指導を受け、食べ物や生活の注意などを受けました。
そこから長い治療が始まりました。
なにしろいつ抜けるか分からない程、ひどい状態なので、まず柔らかい1列ブラシでそっと汚れを取る。まるでおまじないのような気持ちでした。
治療をしながら、歯列によってブラッシングの角度を教わり、また歯茎の状態によってブラシが変わっていきました。
少し落ち着きかけた頃、五十肩の影響で、悪かった左下奥の歯茎が腫れて噛み合わせが悪くなり、約一年間噛み合わせの調整もしてもらいました。
通院しながら思ったのですが、治療をしてもらっても毎日食事はするし、その都度口中には歯周病菌が繁殖し、結局自分でブラッシングする以外にないことに気がつきました。
自宅以外に、会社のロッカーの中、バッグの中、と歯磨きセットを用意し、1日3〜4回は歯磨きをするようにしました。
外出先、駅のトイレ、図書館のトイレなどで同志に会いましたが、やはり肩身の狭い思いをすることが多いですね。
歯周病は結果がすぐ見えないため、時にほんと良くなるだろうか?と不安になったりもしましたが、先生からはその時々の状況にあった治療方法と常に前向きな励ましの言葉をもらいました。
そのうち歯茎から出血することも腫れることもなくなり、禁止されていたナッツ類、フランスパンなどが食べれるようになってきました。
「歯周病は治るで!」と友人たちに自慢しながら、あの不安な日々から5年経っていたんだと感慨深いものがあります。
今は定期検査の段階になり、すぐに手抜きをしようとする自分ですが、自分の歯は自分で守る(ブラッシングする)しかないなと思っています。
澤田先生には根気よく長い目で見ていただいたことを感謝しています。
今後ともよろしくお願いします。